メレンゲの道
名古屋フランスのこだわりの一つにメレンゲがあります。
メレンゲってご存知ですか?
卵白に砂糖を混ぜて泡立てたもので、様々なお菓子に使われています。
メレンゲをのものを焼き上げたメレンゲ菓子、アーモンドを混ぜ込みダックワーズにしたり、
マカロンを作るのもメレンゲが先ず土台になっています。
その起源はなんと1692年!300年以上前から多くの菓子職人がこのメレンゲに様々な改良を加え様々なお菓子を作り上げてきました。
私もこの会社に入り10年以上メレンゲの相手をしていますが、その奥深さには毎日悩まされています。
部屋の湿度、ボールの隅についている小指の先ほどの油分、メレンゲを立てる温度・・・どれか一つでも違うと出来上がるメレンゲは固さもきめ細かさも全く違うものになります。
先日、そのメレンゲの先生というべき人に教えを請う機会があり、勉強させていただきました。
そこで実感したのは、10年ごときの経験値ではまだまだ全然足りないということ。
この先何十年も掛けて勉強していかなければならないかと思うと気が遠くなりそうですが、
同時にこのメレンゲの奥深さには感動してしまいました。
先は未だ長いですが、いつかお客様を本当に感動させることのできるメレンゲ菓子を作りたいと思います!
(写真は先生に作っていただいたメレンゲのバラの花)